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今日の土鍋圧力IH炊飯ジャー(JPG型)【水野 仁輔さん】

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水野 仁輔水野 仁輔(みずのじんすけ)

AIR SPICE代表。1999年以来、カレー専門の出張料理人として全国各地で活動。
「カレーの教科書」(NHK出版)、「わたしだけのおいしいカレーを作るために」(PIE INTERNATIONAL)などカレーに関する著書は50冊以上。「カレーの学校」で講師を務めている。
現在は、本格カレーのレシピつきスパイスセットを定期頒布するサービス「AIR SPICE」を運営中。
http://www.airspice.jp/

カレーとおにぎり

数年前から、「AIR SPICE」という本格カレーのレシピ付きスパイスセットを自宅にお届けするサービスをしている。
この基本のチキンカレーは、これまで幾度となく試作して小さなバージョンアップを繰り返してきた。今回もふと試したい調理法があって、試作した。試食をしようと思って炊飯ジャーを覗いたら、たまたまおにぎりひとつ分が残っている。
おにぎりにしてみるか。
こういう思い付きから新しいアイデアが浮かぶこともある。今回は、偶然にもこの直後にパリでレストランを営む友人シェフからメールがあった。「カレー味のおにぎりを考えているんだけど、いいアイデアない?」。しばらくやり取りが盛り上がったことは言うまでもない。

韓国のテレビ局による取材

韓国のテレビ局から取材依頼があった。2時間にわたってカレーの魅力を探る、"グローバルカレードキュメンタリー"だという。僕はテレビに出演するのがとっても苦手なので、いつものように一度はお断りしたのだが、熱く長い長いファンレターのようなメールをプロデューサーからいただき、心が動いた。
5日ほど密着していただき、AIR SPICEのラボでカレーを作って撮影もした。日本式に盛り付けたカレーライスを総勢4名のスタッフが覗き込むようにし、息を殺して動画を撮影する姿は、僕にとっては新鮮だった。
福神漬けをつけておくべきだったかなぁ、とちょっと反省している。

カレー撮影

今年の新刊「わたしだけのおいしいカレーを作るために」の表紙になっているカレーの作り方を撮影した。
書籍の中で紹介しているレシピはずいぶん、手の込んだ大変なものだから、そこから引き算をして作りやすいレシピにアレンジした。撮影をしたAIR SPICEのラボは狭いのだけれど、そこに編集者、カメラマンとそのアシスタント、スタイリスト、ライターなどなど、6名ほどが集まる。
撮影が終わると全員で試食する。が、このラボは文字通りラボなので、食事用のすてきな皿などはない。
ガラスボウルにご飯を盛り、カレーをかけてスプーンで食べた。趣はないがこれはこれで気に入っている。

メースライス

メースライスというものは、きっと世の中には存在しない(はず)。僕が見つけた炊き方だからだ。メースを入れて炊く。それだけのことだ。
メースとは、ナツメグの殻の外を包んでいる皮のこと。当たり前のことだが、ナツメグを思わせるツンと刺激的な香りがする。
これをあるイベントで炊いてみると、釜のふたを開けるなり、メースの香りがあたりに漂った。群がる女性たちに僕が得意な顔を向けると、彼女らはこう言ったのだ。「ああ、なんていいご飯の香りなの!」。
僕は複雑な気持ちになった。こんなにもメースが香るのに、ご飯のいい香りだなんて。
メースよ、君は僕にとって、主役級の脇役だ。

サフランライス

サフランライスには気をつけなければならない。
色鮮やかなだけでなく、思わず目をつむりたくなるほど香りがいいからだ。
長いこと親しくさせていただいているフレンチシェフがレトルトカレーを開発した。ブランド牛を使ったものだからライスもリッチにしよう、とサフランライスを炊いた。
器に盛り、スプーンにカレーライスをひと口分だけ乗せて鼻に近づけると、サフランの香りがすーっと入ってきた。やわなカレーならこの時点で勝負あり、なのだけれど、彼のカレーは見事にサフランと抱き合っている。
やるなぁ。「レトルトとは思えないおいしさでした」と早く伝えたくて、ウズウズしている。

シナモンライス

名古屋にカレーのシェフをやめて庭師になった知人がいる。
とある家にあったシナモンの木を伐採してほしいとの依頼を
受けたそうだ。
ひょんなことからというのはこういう時に使うのか、
僕は、乾燥させたシナモンの葉をいただくことになった。
早速ご飯を炊く。
シナモンの葉は香りが繊細で柔らかいから
カレーにするよりもご飯を炊くのに入れたほうがいい。
釜のふたを開けた途端に甘い香りが楽しめる。
このご飯にビリッと刺激的なカレーを合わせるのが気に入っている。

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