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美味しいごはんが食べたい

<開発担当者が解説!> ご飯を美味しく冷凍保存する方法

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冷凍ご飯

炊きたてのご飯は何にも代えがたい美味しさがあります。できれば毎食炊きたてのご飯を食べたいところですが、忙しい日々においてなかなかそうはいかないもの。でも、ちゃんとポイントを押さえてご飯を冷凍すれば、あの炊きたての美味しさや香りがよみがえります。今回は、ご飯を美味しく冷凍保存する方法を解説します。

ご飯は冷凍保存しよう(冷凍保存するメリット)

ご飯を炊いたけど、全部は食べきれずに残ってしまった。こんなことは日常茶飯事だと思います。こんなとき、残ったご飯をどうしますか?

ご飯は冷蔵保存か冷凍保存か。結論を先に言えば、冷凍保存がおすすめです。冷蔵保存は基本的にごはんの保存には向きません。それは、どうしてでしょうか。

ご飯に含まれているでんぷんは、2~3℃以上の環境で放っておくと水分が抜けて劣化していきます。冷蔵室内は3~6℃なので、冷蔵室内に置いておくとご飯がパサパサになってしまいます。これが冷蔵保存がよくない理由です。夕食時にご飯を炊いて、残りは明日の朝食べる、という程度であれば冷蔵保存でもいいですが、それ以上保存させると美味しさはどんどん損なわれてしまいます。

ところが、冷凍保存だとでんぷんが劣化する前の状態で保存するため、解凍したときに炊きたての風味がよみがえります。冷凍保存することで1カ月程度は保存をすることができます(冷凍保存の場合も時間経過とともに劣化は避けられないので、できるだけ早く食べることをおすすめします)。

さらに、ご飯を冷凍保存することで、食べるたびに炊く手間が省け、結果的に調理時間の短縮につながります。

味付きご飯も冷凍保存

山菜ご飯、五目ご飯、豆ご飯、栗ご飯などいろいろな具材が入った炊き込みご飯(味付きご飯)は、季節も感じられてとても美味しいものです。家庭で炊く方も多いと思います。そう何度も炊くものではないので、炊く時は多めに炊いておいて、後でまた食べるというケースも多いでしょう。

この炊き込みご飯も、白米と同じように保存は冷凍にします。ただ、中には注意が必要なものがあります。

たとえばコンニャクが入った炊き込みご飯です。コンニャクは冷凍すると水分が抜けて固くなります。冷凍保存を考えている場合、炊き込みご飯にはコンニャクを入れずに炊くのがおすすめです。

このほか豆、ジャガイモも注意が必要です。冷凍すると水分が抜けてパサパサになりやすい食材です。炊き込みご飯を冷凍保存できるかどうかは、中に入っている具材について冷凍しても大丈夫か(水分を多く含んでいるかどうか)を考えて判断します。

保温すべき?冷凍保存と保温の分け方

保温すべきか冷凍保存すべきか。これは次にいつ食べるのかで決まります。保温で美味しさを保てるのはせいぜい数時間。長い時間おいておくのなら冷凍にします。保温は、例えば家族の中で食べる時間が違うような場合に有効です。もし、日をまたぐような場合は、冷凍保存がおすすめです。

ご飯を美味しく冷凍する方法

冷凍保存の準備

ご飯を美味しく冷凍するには、まず、炊きたてのご飯を使うことです。熱いご飯が発する湯気(水分)をいっしょに冷凍することで、解凍した際にパサパサになるのを防ぐことができます。

冷凍の際はラップに包むか、市販の冷凍専用容器を使います。専用容器を使うほうが便利ですが、容器を毎回洗うのは大変と考える方はラップのほうがいいでしょう。

大切なことは、急速に冷凍することです。ゆっくり冷凍するよりも素早く冷凍したほうが、凍るまでの間のでんぷん質の変化を防ぐことができます。

ご飯を冷凍する手順

まず、炊きたてのご飯をラップで包むか、専用容器に入れます。ご飯のことだけを考えると熱々で冷凍する方が良いのですが、あまりにアツアツの状態で冷凍庫に入れると、庫内の温度を上げてしまい、ほかの食品に影響を及ぼすこともありますので、粗熱をとってから入れるほうがいいでしょう。

今すぐ使える冷凍のテクニック

上手に冷凍するための簡単なテクニックをいくつかご紹介します。まず、ラップに包む場合は少量ずつ包むことです。少量ずつ包むことにより、速く冷凍することができます。

冷蔵庫に急速冷凍機能がついている場合は、それを使うのがよいでしょう。急速冷凍機能がない場合は、ラップで包んだ後、金属製のトレーに乗せたりアルミホイルで包むことがおすすめです。金属は熱伝導性がよいので、庫内で冷える時間を短縮できます。

冷凍時にほかの食品のにおいが移るのが気になる方は、ラップに包んだ後「フリーザーバッグ」に入れるといいでしょう。

また、ご飯を炊く際は、通常より吸水時間を長めにします。お米の中心部までしっかり吸水させることで芯までふっくら炊き上がり、冷凍したときにパサつきにくくなります。

冷凍する際の注意点

冷凍する際に気をつけたいことがいくつかあります。まず、ラップに包む際、ご飯をぎゅうぎゅうに詰めたり、包んだ後にぎゅっと押し固めたりしないことです。ふんわりと包んでください。ご飯をぎゅうぎゅう詰めにすると、ご飯の粒が崩れてしまい、解凍したときにふんわりとしたご飯の食感がなくなってしまうことがあります。

また、ご飯を包むとき、おにぎりのような丸い形状にしてしまうと、冷凍速度が遅くなり、かつ解凍するときに中心部までうまく解凍できないことがあります。丸くして包むのではなく平たく包むようにしましょう。平たく包むことにより、速く、ムラなく冷凍することができます。

専用容器を使う場合、ご飯と容器の間に空いている部分があると、そこに空気が入ってしまいます。保存しているうちに空気中の水分が霜になってご飯につき、味が落ちてしまうことにつながりかねません。容器に隙間なくご飯を入れることが大切です。

冷凍ご飯を解凍しよう

冷凍ご飯は解凍方法が違うだけで美味しさが大きく変わってきます。冷凍ご飯を一番美味しく解凍するにはどうしたらいいのかを紹介します。

解凍の基本

お使いの電子レンジに「ご飯あたためボタン」があれば、それを使います。明日の朝食べる時の加熱時間を短くするため、寝る前に冷凍室から冷蔵室に移しておく、というのもよくありません。解凍する際は、冷凍庫から取り出してレンジにかけます。

解凍するときのコツ・ポイント

美味しく食べるには、食べる分だけ、食べるときに解凍するのがコツです。

解凍しているときは、途中でご飯を取り出してほぐし、もう一度温めるといいでしょう。特にご飯の量が多い場合、ほぐすことで温める時間を短縮できますし、解凍ムラも防ぐことができます。

冷凍ご飯を活用する生活を

冷凍ご飯

忙しい現代人にとってご飯を毎日炊くのは少し大変ですよね。忙しくても手軽に美味しいご飯を食べられる冷凍ご飯。冷凍ご飯を活用し、忙しくても美味しいご飯を食べられるようにしてみるのはどうでしょうか。

また最近は、冷凍に適したご飯が炊ける「冷凍ご飯」メニューが搭載されている炊飯器が登場し、より気軽に日々の生活に冷凍ご飯を取り入れられるようになりました。ご飯の冷凍を考えている方におすすめの炊飯器ですので、ぜひ活用してみてくださいね。

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