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世界一のお米はどのように決めるのか? お米のコンクールに密着取材!(その1)

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お米のコンクールのイメージ"

毎年、秋の新米が出揃う時期に国内外から集められた新米を「お米のソムリエ」と呼ばれる米・食味鑑定士が食味し、その年の金賞を決める「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」。2000年よりスタートして今年で21回目。令和最初となる同コンクールは千葉県木更津市で開催されました。

米・食味分析鑑定コンクールとは?


それまでのお米の検査は「等級検査」が主流でしたが、同コンクールは、お米の食味という観点と衰退しつつあった「地方・農業・稲作の復興」を後押しする目的で始まりました。第1回は、100検体に満たない出品数でしたが、今年は5137検体が出品されるまでに。国際 総合部門をはじめ、都道府県代表 お米選手権や第10回全国農業高校 お米甲子園も開催されます。日本で唯一の世界大会であるということで、国内だけではなく、台湾や中国など海外からも出品があり、開催規模、受賞部門など、最大級のコンクールへと成長しました。

会場のイメージ"

5137検体が出品され、会場前に並べられる光景は圧巻です

世界一のお米はどのように決めるの?

審査方法は1~3次の3段階あり、計測データによる審査と審査員が実際に食味する官能審査の両方で行われます。


1次審査

まずは、静岡製機株式会社の食味分析計を使い、水分、タンパク質、アミロース、脂肪酸を計測。これを「食味値」とし、数値が85点以上のものが選ばれます。 さらに、同じ静岡製機株式会社の穀粒判別器で玄米の損傷や被害の有無が分かる整粒値を計測。数値が75%以上のものが選ばれます。
この2つの検査を通過した玄米が、2次審査へ進みます。

ラベルを貼った玄米のイメージ"

すべての検体に1次審査の計測データが印字されたラベルが貼られます

2次審査


1次審査を通過した玄米を、株式会社東洋精米機製作所の味度(みど)計で精米しながら白米のうまみ成分である「おねば層」を測ることで味度値を測定。1次審査・2次審査の合計値によって、最終の3次審査となる官能審査に進みます。今回は上位42検体が、国際 総合部門ノミネート米として3次審査に選出されました。


※世界一のお米はどのように決めるのか? お米のコンクールに密着取材!(その2)に続きます。

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