プレスリリース

2017年11月7日
タイガー魔法瓶 新成長戦略
ヘルスケア領域での取り組み始動
~産官学が一体となった健康ソリューションへの挑戦~

 タイガー魔法瓶株式会社(社長:菊池嘉聡、本社:大阪府 門真市)は、産官学パートナーと連携し、新機軸として「健康」分野でのソリューション提案を強化する新たな取り組みを開始いたします。
 また、本日「タイガー魔法瓶 新成長戦略発表会“Magical Solution of Wellness”」を都内にて開催し、「健康ソリューション」への当社の取り組み、産官学パートナーによる共同開発の内容説明、今後の展望について発表いたします。
 近年、人口高齢化、食生活の多様化に伴い、「食と健康」への関心が高まっています。加齢や体質を気づかって、また美容や健康に良い生活を送るために、「おいしい食事」や「食べたい食事」を我慢している方々が多くいらっしゃいます。
 当社は、「世界中に幸せな団らんを広める。」を企業理念に掲げ、創業以来、「熱コントロール技術」を核として商品開発を行って参りました。その技術を活用し、健康のために多くの方が我慢している「おいしい食事」や「食べたい食事」が調理でき、おいしく食べることができるよう、調理家電製品の観点からヘルスケアソリューションをご提案することが当社の使命であると捉え、「健康」分野での取り組みを強化させるに至りました。
 本取り組みでは、お客様のあらゆるニーズにお応えするために、行政機関や大学研究機関などのノウハウや技術を持ったパートナーと連携し、健康ソリューションをご提案いたします。現在、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)・株式会社はくばく・兵庫県立大学をパートナーとして、産官学が一体となったソーシャル・ウェルネス活動として、商品開発・技術研究を行っております。
 当社は、健康維持や健康寿命を延ばす目的で、良質な食生活をサポートする製品を提供することにより、世界中に幸せな団らんを広めて参ります。

産官学が一体となったソーシャル・ウェルネス活動

産官学が一体となったソーシャル・ウェルネス活動

取り組み事例

①「無添加グルテンフリー食パン」メニュー搭載
 IHホームベーカリー

 2017年9月に発売したIHホームベーカリー<やきたて>KBD-X100では、健康志向の方からも注目されている「グルテンフリー」の食パンを無添加でふっくら焼くことのできるメニューを実現しました。
 特定原材料7品目(乳・卵・小麦・そば・落花生・えび・かに)、グルテンや増粘剤などの食品添加物を使用せずに、米粉100%でふっくらとした食パンを焼きあげる技術を農研機構と共同開発しました。
 これまで、パンを膨らませる役割を持つグルテンや増粘剤なしでは、うまく膨らまないという問題がありましたが、当社独自のIH加熱技術を利用し、発酵温度をコントロール、高火力で一気に加熱することで膨らみを維持したまま焼きあげることが可能となりました。
 (*米粉は群馬製粉(株)「リ・ファリーヌ」を推奨)

農研機構

②「麦めし」メニュー搭載IH炊飯ジャー

 2015年より、麦めしによる健康効果にいち早く着目し、穀物メーカー 株式会社はくばくと連携し、炊きあがり時のニオイを飛ばし、おいしく炊きあげる「麦めし」専用メニューを搭載しました。
 2016年からは「押麦」「もち麦」それぞれの特性に応じた2種類のメニューを搭載。特にもち麦の人気は高まっており、販売金額は増加傾向にあります。
 「麦めし」メニューを搭載してから3年目にあたる今年、新たに「麦がゆ」メニューを搭載した土鍋圧力IH炊飯ジャー<THE 炊きたて>JPG-X100を発売。「麦めし」メニュー搭載炊飯ジャーは36機種となりました。

(※2017年10月までの発売商品)

 毎日無理なく続けられる健康主食としての麦めしを、今後もご提案して参ります。

はくばく The Kokumotsu Company

③高齢者が飲み込みやすいご飯の炊飯技術の確立

 高齢になるにつれ、食べるための筋力が低下し食べ物が飲み込みにくくなると言われています。対処法として白米を軟飯やおかゆに調理して食べている方からの「水分量を増やした軟飯やおかゆではなく、やわらかくおいしいご飯の形で毎日食べたい」というニーズに応えるため、飲み込みやすく食べやすいご飯を炊飯する技術開発に取り組んでいます。
 飲み込みにくさの要因の一つはご飯の粘りにあると考え、粘りの元である「おねば」をほどよく回収してご飯に戻さない炊飯技術について、兵庫県立大学の坂本薫教授と共同で研究を重ねて参りました。
 この技術を活用し、より多くの方に食べることの喜びを提供する炊飯ジャーとして2018年度中の商品化を目指しております。

兵庫県立大学